第2回 柔道整復師国家試験問題(平成6年)

西暦 和歴 区分 受験数 合格者 合格率 新卒 既卒 午前 午後
1993 5 02回 1,194 1,059 88.70% 92.40% 45.80% 100 100
第2回 柔道整復師国家試験問題(平成6年)午前

第二回 問題 1 正しいのはどれか。
  1.紡錘糸はリボゾームに由来する。
  2.中心小体は細胞小器官である。
  3.人体構成の最小単位は組織である。
  4.内分泌腺は分泌物を導管に放出する。

第二回 問題 2 成人の血液について正しいのはどれか。
  1.白血球数     - 6,000~9,000個/mm3
  2.血小板数     - 1,000~10,000個/mm3
  3.赤血球数     - 100万~200万個/mm3
  4.ヘマトクリット値 - 70~80%

第二回 問題 3 骨膜について誤っているのはどれか。
  1.密線維性(強靭)結合組織である。
  2.骨の関節面に存在する。
  3.骨質を新生し骨を太くする。
  4.血管や神経に富む。

第二回 問題 4 誤っているのはどれか。
  1.成人の大腿骨骨幹の骨髄は黄色骨髄である。
  2.成人の胸骨体の骨髄は赤色骨髄である。
  3.黄色骨髄には造血機能がある。
  4.幼児の長骨の骨髄は赤色骨髄である。

第二回 問題 5 単関節はどれか。
  1.肘関節
  2.肩関節
  3.手関節
  4.足関節

第二回 問題 6 誤っているのはどれか。
  1.骨格筋は随意筋である。
  2.平滑筋は不随意筋である。
  3.心筋は平滑筋である。
  4.不随意筋は自律神経支配である。

第二回 問題 7 誤っているのはどれか。
  1.後頭骨は1個の骨である。
  2.頭頂骨は1個の骨である。
  3.上顎骨は1個の骨である。
  4.鼻骨は1対の骨である。

第二回 問題 8 誤っているのはどれか。
  1.胸骨は胸郭の前面中央部にある。
  2.肋骨は12対である。
  3.胸椎は12個である。
  4.第10肋骨は浮遊肋である。

第二回 問題 9 正しいのはどれか。
  1.環椎(第1頸椎)は棘突起をもつ。
  2.第5頸椎は隆椎である。
  3.黄色靭帯は椎弓間に張る。
  4.椎間円板は硝子軟骨からなる。

第二回 問題 10 上腕二頭筋を支配するのはどれか。
  1.筋皮神経
  2.正中神経
  3.尺骨神経
  4.橈骨神経

第二回 問題 11 正しいのはどれか。
  1.肘頭は橈骨にある。
  2.関節上結節は肩甲骨にある。
  3.外科頸は尺骨にある。
  4.関節下結節は上腕骨にある。

第二回 問題 12 正しいのはどれか。
  1.恥骨は寛骨の上方部を占める。
  2.脛骨は腓骨の外側にある。
  3.足根骨は8個ある。
  4.殿筋粗面は大腿骨にある。

第二回 問題 13 誤っているのはどれか。
  1.寛骨臼辺縁には関節唇がある。
  2.股関節には関節円板がある。
  3.腸骨大腿靱帯は関節包の前面にある。
  4.大腿骨頭靱帯は関節内靱帯である。

第二回 問題 14 誤っているのはどれか。
  1.大腿四頭筋は膝関節を伸ばす。
  2.大腿二頭筋は腓骨頭に停止する。
  3.半腱様筋は坐骨結節から起こる。
  4.長内転筋は大腿神経に支配される。

第二回 問題 15 正しいのはどれか。
  1.膝蓋腱反射は大腿二頭筋の収縮による。
  2.腸腰筋は股関節を屈曲する。
  3.半腱様筋は一関節筋である。
  4.横隔膜は平滑筋である。

第二回 問題 16 誤っているのはどれか。
  1.総頸動脈は内頸動脈と外頸動脈とに分岐する。
  2.鎖骨下動脈は左右とも大動脈弓から分岐する。
  3.腎動脈は腹大動脈から分岐する。
  4.外腸骨動脈は大腿動脈へ続く。

第二回 問題 17 誤っているのはどれか。
  1.脾静脈は門脈に注ぐ。
  2.肝静脈は下大静脈に注ぐ。
  3.腎静脈は総腸骨静脈に注ぐ。
  4.奇静脈は上大静脈に注ぐ。

第二回 問題 18 正しいのはどれか。
  1.肺動脈には動脈血が流れる。
  2.房室弁は心室の拡張期に開く。
  3.腎静脈は門脈に注ぐ。
  4.右リンパ本幹は動脈に注ぐ。

第二回 問題 19 誤っているのはどれか。
  1.空腸には輪状ヒダがある。
  2.空腸には腸絨毛がある。
  3.回腸には集合リンパ小節がある。
  4.回腸には間膜ヒモがある。

第二回 問題 20 腸の配列について正しいのはどれか。
  1.空腸 → 回腸 → 盲腸 → 結腸
  2.回腸 → 空腸 → 盲腸 → 結腸
  3.空腸 → 回腸 → 結腸 → 盲腸
  4.回腸 → 空腸 → 結腸 → 盲腸

第二回 問題 21 誤っているのはどれか。
  1.S状結腸には腸間膜がある。
  2.右肺は2葉からなる。
  3.膀胱は袋状の器官である。
  4.脾臓は左側腹部にある。

第二回 問題 22 縦隔に存在しない臓器はどれか。
  1.肺
  2.心 臓
  3.胸 腺
  4.食 道

第二回 問題 23 誤っているのはどれか。
  1.腎小体は皮質にある。
  2.腎髄質には錐体がある。
  3.ネフロンは糸球体とボウマン嚢とからなる。
  4.腎盤(腎盂)は尿管に移行する。

第二回 問題 24 内分泌腺はどれか。
  1.汗 腺
  2.涙 腺
  3.乳 腺
  4.甲状腺

第二回 問題 25 正しいのはどれか。
  1.小脳は上方で終脳に続く。
  2.間脳は上方で小脳に続く。
  3.橋は下方で中脳に続く。
  4.延髄は下方で脊髄に続く。

第二回 問題 26 誤っているのはどれか。
  1.橈骨神経麻痺は下垂手になる。
  2.脳神経は末梢神経である。
  3.脊髄前根は感覚性線維である。
  4.大脳皮質には神経細胞が集合している。

第二回 問題 27 正しいのはどれか。
  1.動眼神経は感覚性線維が主である。
  2.三叉神経は副交感性線維を含む。
  3.顔面神経は運動性線維が主である。
  4.迷走神経は交感性線維を含む。

第二回 問題 28 誤っているのはどれか。
  1.網膜には視細胞がある。
  2.鼓室には3つの耳小骨がある。
  3.味蕾は糸状乳頭にある。
  4.嗅神経は篩骨篩板を貫く。

第二回 問題 29 体表から触れないのはどれか。
  1.腋窩神経
  2.下腿三頭筋腱
  3.浅側頭動脈の拍動
  4.側頭骨の乳様突起

第二回 問題 30 手根部の掌側で触れないのはどれか。
  1.長掌筋腱
  2.尺側手根屈筋腱
  3.橈側手根屈筋腱
  4.長母指屈筋腱

第二回 問題 31 DNAについて誤っているのはどれか。
  1.巨大分子である。
  2.2本の鎖状である。
  3.ウラシルを含む。
  4.遺伝情報をもつ。

第二回 問題 32 誤っている組合せはどれか。
  1.リソソーム   - 蛋白質の合成
  2.ゴルジ装置   - 分泌物の濃縮
  3.ミトコンドリア - ATPの合成
  4.中心体     - 細胞分裂

第二回 問題 33 加齢変化について誤っているのはどれか。
  1.最大換気能力が著しく低下する。
  2.激しい運動時の最大心拍数の増加は軽度である。
  3.絶食状態下の血糖値が大きく低下する。
  4.腎血流量が著しく低下する。

第二回 問題 34 赤血球について誤っているのはどれか。
  1.主な働きは酸素の運搬である。
  2.色はヘモグロビンに由来する。
  3.エリスロポイエチンにより増加する。
  4.無核の球形細胞である。

第二回 問題 35 正しいのはどれか。
  a.心室内圧が心房内圧よりも低下すると血液が心室内に流入する。
  b.心臓迷走神経の活動が盛んになると心拍数が増加する。
  c.心電図の波形のうちでP波は心室の興奮を表す。
  d.第Ⅰ心音は主に房室弁が閉鎖するときに発生する。
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 36 動脈血圧上昇の原因で誤っているのはどれか。
  1.血管壁弾力性の増加
  2.末梢血管抵抗の増加
  3.血液粘度の増加
  4.循環血液量の増加

第二回 問題 37 誤っているのはどれか。
  1.動脈圧は心臓の拍動に伴って変動する。
  2.肺動脈の血圧は大動脈に比べて著しく低い。
  3.脈圧は最高血圧と最低血圧との差である。
  4.平均血圧は最高血圧と最低血圧との平均である。

第二回 問題 38 へーリング・ブロイエル(Hering-Breuer)反射はどれか。
  1.肺迷走神経反射
  2.膝蓋腱反射
  3.交感神経反射
  4.圧受容器反射

第二回 問題 39 血液のガス運搬について誤っているのはどれか。
  1.血液中O2の大部分は化学的に溶解している。
  2.CO2の大部分は血漿により運搬される。
  3.赤血球中の炭酸脱水酵素はCO2運搬を促進する。
  4.血液中CO2分圧が高くなるとヘモグロビンの酸素結合力は強くなる。

第二回 問題 40 呼吸商はどれか。
  1.1時間当たりの酸素消費量である。
  2.単位時間当たりのCO2排出量/O2の吸収量である。
  3.1分間当たりの炭酸ガス排出量である。
  4.1時間当たりの人体のエネルギー消費量である。

第二回 問題 41 正しいのはどれか。
  1.体熱の産生と放散とは中脳にある中枢により調節される。
  2.皮膚からの熱放散は体温付近では主に放射による。
  3.水分蒸発による熱放散は発汗により増加する。
  4.筋の緊張の増加は体熱の増産の効果が大きい。

第二回 問題 42 唾液分泌について誤っているのはどれか。
  1.交感神経が興奮すると分泌は抑制される。
  2.分泌は神経性調節による。
  3.分泌調節の中枢は延髄にある。
  4.梅干しを見て起こる分泌は条件反射による。

第二回 問題 43 胃の運動について誤っているのはどれか。
  1.迷走神経興奮により促進される。
  2.ペプシンにより抑制される。
  3.小腸-胃反射により抑制される。
  4.内臓神経興奮により抑制される。

第二回 問題 44 肝臓の機能について誤っているのはどれか。
  1.グリコーゲンをブドウ糖に分解する。
  2.ガストリンを生成する。
  3.脂肪を分解、合成する。
  4.胆汁を生成する。

第二回 問題 45 血液凝固に関与しないのはどれか。
  1.トロンボプラスチン
  2.フィブリノーゲン
  3.プラスミノーゲン
  4.プロトロンビン

第二回 問題 46 腎臓の作用について誤っているのはどれか。
  1.血糖値を一定に保つ。
  2.体液のpHを一定に保つ。
  3.体液の浸透圧を一定に保つ。
  4.体液の量を一定に保つ。

第二回 問題 47 正しいのはどれか。
  1.卵胞刺激ホルモンは排卵を促す。
  2.プロラクチンは乳汁の分泌を促す。
  3.間質細胞刺激ホルモンは精子の形成を促す。
  4.成長ホルモンは骨を太くさせる。

第二回 問題 48 甲状腺ホルモンについて誤っているのはどれか。
  1.トリヨードサイロニンの方がサイロキシンより作用が強い。
  2.基礎代謝を亢進する。
  3.寒冷刺激により分泌が抑制される。
  4.下垂体からの刺激ホルモンにより分泌が促進される。

第二回 問題 49 誤っている組合せはどれか。
  1.プロゲステロン  - 妊娠の維持
  2.エストロゲン   - 卵胞の発育
  3.パラソルモン   - 分娩
  4.黄体形成ホルモン - 排卵の誘発

第二回 問題 50 シナプス伝達の特徴として誤っているのはどれか。
  1.一方向性伝達
  2.不減衰伝達
  3.易疲労性
  4.反復刺激後増強

第二回 問題 51 誤っている組合せはどれか。
  1.延髄   - 呼吸中枢
  2.視床下部 - 摂食中枢
  3.小脳   - 情動発現
  4.中脳   - 対光反射

第二回 問題 52 骨格筋に比べた平滑筋の特徴として誤っているのはどれか。
  1.疲労しにくい。
  2.自律神経に支配される。
  3.単収縮の持続時間が長い。
  4.電気刺激閾値が低い。

第二回 問題 53 誤っているのはどれか。
  1.可聴域は200~200,000Hzの範囲の振動数である。
  2.2種類以上のにおい物質を混ぜると第3のにおいが発生する。
  3.ビタミンAの欠乏により視細胞の感受性が低下する。
  4.甘味は舌尖、苦味は舌根で主に感じる。

第二回 問題 54 聴覚に関係のないのはどれか。
  1.コルチ器官
  2.蝸牛神経
  3.前庭窓
  4.外側膝状体

第二回 問題 55 誤っているのはどれか。
  1.脳の神経細胞は再生不能である。
  2.甲状腺は思春期の後、成人までに退縮する。
  3.神経細胞は出生後まもなく細胞分裂を中止する。
  4.腸管の上皮細胞は常に死滅と新生とを繰り返している。

第二回 問題 56 肩関節外旋筋はどれか。
  1.小円筋
  2.大円筋
  3.広背筋
  4.肩甲下筋

第二回 問題 57 股関節の運動と筋肉との組合せで正しいのはどれか。
  1.伸 展 - 大腿二頭筋短頭
  2.外 旋 - 大腿薄筋
  3.内 転 - 中殿筋
  4.屈 曲 - 縫工筋

第二回 問題 58 正しい組合せはどれか。
  1.肩関節      - 楕円関節
  2.近位橈尺関節   - 車軸関節
  3.橈骨手根関節   - 鞍関節
  4.第1手根中手関節 - 球関節

第二回 問題 59 前額面で四肢が身体の中心に近づく運動はどれか。
  1.屈 曲
  2.伸 展
  3.内 転
  4.外 転

第二回 問題 60 反射について正しいのはどれか。
  1.意識的な努力によって変化することはない。
  2.脊髄反射は姿勢反射には関与しない。
  3.大脳皮質は反射運動には関与しない。
  4.立ち直り反射は脊髄反射ではない。

第二回 問題 61 随意運動について誤っているのはどれか。
  1.大脳辺縁系が関与する情動により発動される。
  2.運動準備段階と運動遂行段階との2つの段階の組合せで行われる。
  3.制御形式として閉ループ制御と開ループ制御との2方式が考えられている。
  4.0.2秒以内に終了する急速な運動は閉ループ制御でなされる。

第二回 問題 62 筋力増強訓練の結果で正しいのはどれか。
  1.筋線維数の増加
  2.筋線維の肥大
  3.筋長の増大
  4.運動単位数の増加

第二回 問題 63 運動中に遊離脂肪酸の動員を促進するのはどれか。
  1.レニン
  2.アルドステロン
  3.カテコールアミン
  4.グルカゴン

第二回 問題 64 誤っているのはどれか。
  1.マラソン選手は遅筋(ST)線維を多く含んだ下肢筋群を持っている。
  2.筋線維組成は男女によって異なる。
  3.赤筋線維は白筋線維よりも有酸素性代謝能力において優れている。
  4.ヒラメ筋の大部分は遅筋(ST)線維で構成されている。

第二回 問題 65 起立位で主要姿勢制御筋でないのはどれか。
  1.足関節背屈筋群
  2.下腿三頭筋群
  3.脊柱起立筋群
  4.ハムストリング筋群

第二回 問題 66 誤っている組合せはどれか。
  1.皮膚炎     - 腺上皮化生
  2.子宮腟部びらん - 扁平上皮化生
  3.慢性胃炎    - 腸上皮化生
  4.膀胱結石    - 扁平上皮化生

第二回 問題 67 循環障害について誤っているのはどれか。
  1.アテローム性動脈硬化により冠状動脈が閉塞する。
  2.慢性肺うっ血が長期にわたると全身の浮腫が起こる。
  3.心不全では赤血球の還元ヘモグロビンが減少しチアノーゼを呈する。
  4.肝硬変では食道静脈瘤が形成される。

第二回 問題 68 放射線障害を受けやすいのはどれか。
  1.脳
  2.筋 肉
  3.腎
  4.卵 巣

第二回 問題 69 癌の一般的な細胞学的特徴について誤っているのはどれか。
  1.細胞質に比して核が小さい。
  2.発生母地の正常細胞から未分化な形態に変化する。
  3.核分裂像が多く見られる。
  4.癌巣の周辺部では脈管侵襲像がみられる。

第二回 問題 70 滲出性炎について誤っているのはどれか。
  1.カタル性炎では組織の破壊が強い。
  2.滲出性炎は滲出物の特徴により分類される。
  3.ジフテリアは線維素性炎の典型例である。
  4.化膿巣には好中球や壊死組織がみられる。

第二回 問題 71 再生現象はどれか。
  1.脳軟化巣にみられる神経膠細胞の増殖
  2.火傷後のケロイド
  3.乳腺症にみられる腺房の増殖
  4.骨折後にみられる類骨細胞

第二回 問題 72 良性腫瘍の特徴はどれか。
  1.浸潤性である。
  2.母地細胞からの変異が多い。
  3.他臓器には転移しない。
  4.全身状態に影響が強い。

第二回 問題 73 癌と転移しやすい臓器との組合せで誤っているのはどれか。
  1.肺 癌  - 脳
  2.大腸癌  - 胃
  3.腎 癌  - 肺
  4.前立腺癌 - 骨

第二回 問題 74 結核について誤っているのはどれか。
  1.滲出性炎と増殖性炎との2型がある。
  2.冷膿瘍は特有の病像である。
  3.伝播にはリンパ管性、血行性および管内性がある。
  4.空洞を作って治癒する。

第二回 問題 75 圧迫萎縮はどれか。
  1.長期間のギプス固定による四肢筋の萎縮
  2.水腎症による腎実質の萎縮
  3.成人期にみられる胸腺の萎縮
  4.腎動脈硬化症による腎の萎縮

第二回 問題 76 水症(浮腫)の原因とならないのはどれか。
  1.腎不全
  2.リンパ管のフィラリア原虫
  3.低タンパク血症
  4.大量出血

第二回 問題 77 アレルギーについて誤っているのはどれか。
  1.即時型と遅延型とがある。
  2.アナフィラキシー型には補体が必要である。
  3.Ⅰ型の疾患には花粉症がある。
  4.ペニシリン・ショックはアナフィラキシー型である。

第二回 問題 78 局所的循環障害について正しいのはどれか。
  1.バージャー病は小動脈の一過性収縮による手指の阻血を起こす。
  2.レイノー病は血栓性の動脈閉塞を起こす。
  3.充血は中小動脈が拡張し局所的に動脈血が増量する。
  4.潜函病は脂肪塞栓による。

第二回 問題 79 WHOの健康の定義で誤っているのはどれか。
  1.最高の健康水準を亭受することは万人の基本的権利である。
  2.社会経済的のいかんを問わず万人の基本的権利である。
  3.国の政治的信条によって異なる。
  4.健康は平和と安寧を得る上で不可欠のものである。

第二回 問題 80 公害について誤っているのはどれか。
  1.大気汚染は気温の逆転現象のとき起こりやすい。
  2.最も苦情件数が多いのは騒音である。
  3.イタイイタイ病は有機水銀中毒によるものである。
  4.悪臭は感覚公害の一種である。

第二回 問題 81 水道水の水質基準で許容量が規定されている物質はどれか。
  1.鉛
  2.シアンイオン
  3.水 銀
  4.有機リン

第二回 問題 82 空気について正しいのはどれか。
  1.酸素濃度が20%になると酸欠症状が現れる。
  2.約80%が窒素である。
  3.二酸化炭素は含まれない。
  4.室内の一酸化炭素の恕限度は0.1%である。

第二回 問題 83 手指の消毒に適しているのはどれか。
  1.0.1%昇汞水
  2.40%エタノール
  3.8%石炭酸水
  4.5%逆性石鹸水

第二回 問題 84 予防接種法で誤っているのはどれか。
  1.日本脳炎の予防接種は定期に実施される。
  2.インフルエンザの予防接種は臨時に実施される。
  3.風しん疹の予防接種は女児に実施される。
  4.予防接種は生後3か月以降に実施される。

第二回 問題 85 ウイルスによる感染症はどれか。
  1.ジフテリア
  2.コレラ
  3.赤 痢
  4.日本脳炎

第二回 問題 86 第一次予防はどれか。
  1.健康増進
  2.早期発見
  3.重症化防止
  4.リハビリテーション

第二回 問題 87 我が国の疾患統計で正しいのはどれか。
  1.死因順位の第1位は心疾患である。
  2.脳血管疾患の死亡率は上昇している。
  3.精神障害の受療率は低下している。
  4.成人病死亡割合は約70%である。

第二回 問題 88 老人保健法で定められている保健事業でないのはどれか。
  1.健康手帳の交付
  2.生活保護
  3.機能訓練
  4.健康教育

第二回 問題 89 精神保健法の規定により原則として本人又は保護義務者の同意を必要としないのはどれか。
  1.任意入院
  2.措置入院
  3.医療保護入院
  4.仮入院

第二回 問題 90 保健所業務でないのはどれか。
  1.衛生思想の普及
  2.公共医療事業の増進
  3.労働災害の防止
  4.結核その他の疾病予防

第二回 問題 91 柔道整復師の免許について正しいのはどれか。
  1.免許を取り消されたときは免許証又は免許証明書を返納する。
  2.一度免許を取り消されると再免許は与えられない。
  3.免許を受けていても免許証又は免許証明書がなければ柔道整復を業とできない。
  4.外国人は免許を取得できない。

第二回 問題 92 柔道整復師免許の欠格事由に該当しないのはどれか。
  1.素行が著しく不良である者
  2.大麻中毒者
  3.伝染性の疾病にかかっている者
  4.色覚異常者

第二回 問題 93 氏名に変更が生じたとき柔道整復師名簿の訂正を申請しなければならない期間で正しいのはどれか。
  1.7日以内
  2.30日以内
  3.3か月以内
  4.6か月以内

第二回 問題 94 免許証明書について誤っているのはどれか。
  1.書換え交付を申請する場合は申請書に免許証明書を添える。
  2.書換え交付を申請する場合は手数料を納付する。
  3.紛失した場合はその再交付を申請しなければならない。
  4.再交付を受けた後、失った免許証明書を発見した場合はこれを返納しなければならない。

第二回 問題 95 正しいのはどれか。
  1.医師は申請により柔道整復師の免許を取得することができる。
  2.柔道整復師は申請により理学療法士の免許を取得することができる。
  3.医師は柔道整復の業務を行うことができる。
  4.理学療法士は柔道整復の業務を行うことができる。

第二回 問題 96 柔道整復師が医師の同意を得て行うことができるのはどれか。
  1.強心剤の注射
  2.骨折の患部に対する施術
  3.エックス線の照射
  4.薬剤の処方
第二回 問題 97 正しいのはどれか。
  1.医師以外の者が無免許で柔道整復業務を行うと罰金に処せられる。
  2.報酬を受けなければ柔道整復業務を行ったことにならない。
  3.柔道整復師が脱臼の患部に施術する場合医師の同意は書面でなければならない。
  4.柔道整復師は歯科医師の同意を得て施術できる。

第二回 問題 98 施術所について正しいのはどれか。
  1.開設には都道府県知事の許可を必要とする。
  2.柔道整復師以外の者は開設できない。
  3.保健所を設置する市では市長が監督する。
  4.保健所の行政処分については審査請求ができない。

第二回 問題 99 施術所の名称として使用することができるのはどれか。
  1.○○療養所
  2.○○接骨科療院
  3.○○ほねつぎクリニック
  4.○○柔道整復院

第二回 問題 100 免許資格とそれを定めた法律との組合せで誤っているのはどれか。
  1.医 師     - 医療法
  2.看護婦     - 保健婦助産婦看護婦法
  3.診療放射線技師 - 診療放射線技師法
  4.理学療法士   - 理学療法士及び作業療法士法

第2回 柔道整復師国家試験問題(平成6年)午後

第二回 問題 1 血圧について正しいのはどれか。
  1.心臓の拡張期に最高となる。
  2.触診法でも最低血圧が測定できる。
  3.最低血圧が90mmHg以上は高血圧域である。
  4.女性では最高血圧90mmHg以下を低血圧という。

第二回 問題 2 脈拍について正しいのはどれか。
  1.貧血では頻脈になる。
  2.吸気時に大きくなるのが奇脈である。
  3.ショックでは硬脈になる。
  4.精神的緊張では徐脈になる。

第二回 問題 3 気管支喘息について誤っているのはどれか。
  1.喘鳴を伴う呼吸困難がみられる。
  2.アレルギーが発症に関与する。
  3.喀痰に好中球が多い。
  4.気管支拡張薬の吸入が有効である。

第二回 問題 4 循環器疾患について正しいのはどれか。
  1.うっ血性心不全では起坐呼吸がみられる。
  2.狭心性発作の持続時間は30分以上である。
  3.バージャー病は女性に好発する。
  4.高血圧の発症に肥満は関係しない。

第二回 問題 5 心筋梗塞について正しいのはどれか。
  1.男性より女性に多い。
  2.糖尿病は危険因子である。
  3.胸痛の持続は数分である。
  4.胸痛にニトログリセリンが有効である。

第二回 問題 6 糖尿病について誤っているのはどれか。
  1.インスリン依存型ではやせ形が多い。
  2.ブドウ糖負荷試験が診断に有用である。
  3.管理が悪いと感染症にかかりやすい。
  4.ニューロパチーは大脳の障害による。

第二回 問題 7 痛風について誤っているのはどれか。
  1.男性より女性に多い。
  2.高尿酸血症を伴う。
  3.第1中足指節関節がおかされやすい。
  4.腎障害が合併する。

第二回 問題 8 誤っている組合せはどれか。
  1.クレチン病  - 低血圧
  2.クッシング病 - 満月様顔貌
  3.バセドウ病  - 徐脈
  4.アジソン病  - 色素沈着

第二回 問題 9 表在反射はどれか。
  a.下顎反射
  b.腹壁反射
  c.肛門反射
  d.膝蓋腱反射
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 10 誤っている組合せはどれか。
  1.進行性筋ジストロフィー - 登はん性起立
  2.髄膜炎         - 項部強直
  3.重症筋無力症      - 眼瞼下垂
  4.パーキンソン病     - 片麻痺

第二回 問題 11 四肢の筋萎縮の有無の判定で誤っているのはどれか。
  1.左右の同部位を比較する。
  2.筋肉に力を入れさせる。
  3.関節を他動的に動かす。
  4.周径を測定する。

第二回 問題 12 表在性のリンパ節を触知しやすい部位はどれか。
  1.側頭部
  2.心窩部
  3.側胸部
  4.側腹部

第二回 問題 13 消化性潰瘍について正しいのはどれか。
  a.胃酸の過剰分泌により発生する。
  b.十二指腸では空腹時に心窩部痛を生じる。
  c.十二指腸潰瘍は高齢者に多い。
  d.下血は鮮紅色を呈する。
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 14 大腸癌について誤っているのはどれか。
  1.大腸の粘膜上皮細胞から発生する。
  2.早期癌でも糞便中に血液を認める。
  3.直腸癌よりS状結腸癌が多い。
  4.進行癌では通便が変化する。

第二回 問題 15 悪性貧血について正しいのはどれか。
  1.ビタミンB6の欠乏によって起こる。
  2.骨髄は低形成である。
  3.巨赤芽球性貧血を生じる。
  4.治癒しにくい疾患である。

第二回 問題 16 視診について正しい組合せはどれか。
  1.眼瞼下垂   - 動眼神経麻痺
  2.眼球結膜黄染 - 先天性心疾患
  3.チアノーゼ  - 溶血性貧血
  4.眼球突出   - クッシング症候群

第二回 問題 17 レイノー現象について誤っているのはどれか。
  1.寒冷刺激で起こる。
  2.発赤に続いて蒼白となる。
  3.手指に起こる。
  4.強皮症で起こる。

第二回 問題 18 慢性関節リウマチについて誤っているのはどれか。
  1.貧血を伴いやすい。
  2.対称性関節炎が多い。
  3.手指関節炎が多い。
  4.高齢者ほど発生頻度が高い。

第二回 問題 19 全身性エリテマトーデスについて誤っているのはどれか。
  1.女性に多い。
  2.輸血で感染する。
  3.多発性関節炎を生じる。
  4.顔面の蝶形紅斑がみられる。

第二回 問題 20 ネフローゼ症候群にみられないのはどれか。
  1.浮 腫
  2.血 尿
  3.低蛋白血症
  4.高脂血症

第二回 問題 21 炎症について誤っているのはどれか。
  1.急性炎症の局所症状とは発赤、腫脹、疼痛および熱感をいう。
  2.敗血症とは細菌又はその毒素が血中に入って全身症状を示す状態をいう。
  3.化膿性骨髄炎は黄色ブドウ球菌が原因であることが多い。
  4.疽とは毛嚢、皮脂腺の限局性化膿性炎症である。

第二回 問題 22 ショックの治療で誤っているのはどれか。
  1.心臓マッサージ
  2.輸 液
  3.放射線照射
  4.気道確保

第二回 問題 23 手術について正しいのはどれか。
  1.デブリドマンとは植皮術のことである。
  2.穿刺術は疾病の診断や治療に用いられる。
  3.切開・排膿は悪性腫瘍の根治術である。
  4.ドレナージとは開胸式心臓マッサージのことである。

第二回 問題 24 止血について誤っているのはどれか。
  1.緊縛法
  2.電気凝固法
  3.免疫療法
  4.圧迫タンポナーデ

第二回 問題 25 胸部外傷について誤っているのはどれか。
  1.肋骨骨折の数が多いほど胸壁動揺が見られる。
  2.穿通性肺損傷は安静のみで治癒することが多い。
  3.外傷性血気胸に対し胸腔穿刺を行う。
  4.気管・気管支断裂は重篤な呼吸気症状を呈する。

第二回 問題 26 意識障害について誤っているのはどれか。
  1.3-3-9度方式は光刺激により判定する。
  2.失神とは意識が一過性に失われた状態をいう。
  3.意識障害のある患者では吐物の誤嚥を防ぐことが大切である。
  4.意識障害の原因の一つにクモ膜下出血がある。

第二回 問題 27 誤っているのはどれか。
  1.脊髄損傷が疑われるときは頭部から腰殿部までを不動に保つ。
  2.クモ膜下出血では頭部を低く保つ体位をとる。
  3.吐物の誤嚥を防ぐには患者を側臥位に保つ。
  4.脊髄損傷の合併症の一つに褥瘡がある。

第二回 問題 28 消毒法で誤っているのはどれか。
  1.煮沸消毒法         - 金属製手術器具
  2.エチレンオキサイドガス   - 気管支鏡
  3.ポビドンヨード(イソジン) - 皮膚
  4.オートクレーブ       - プラスチック製品

第二回 問題 29 損傷部の処置について正しいのはどれか。
  1.汚染された開放性損傷では、創傷部の清浄化を優先する。
  2.化膿した創部には副腎皮質ホルモン剤を使用すると治癒が促進する。
  3.感染のない創部に対する包帯交換は頻回に行う。
  4.受傷後早期にはデブリドマンを行わない。

第二回 問題 30 輸血、輸液について正しいのはどれか。
  1.輸血の際、患者と供血者の血液について交差適合試験を行う。
  2.出血に伴う電解質の不足が認められた時は成分輸血で補う。
  3.電解質輸液を行う時は合併症としての出血傾向に注意すべきである。
  4.出血が循環血液量以上の場合は等張ブドウ糖液の輸液を行う。

第二回 問題 31 慢性関節リウマチの診断基準(1987年アメリカ・リウマチ協会)の7項目に含まれないのはどれか。
  1.血沈の亢進
  2.朝のこわばり
  3.対称性の関節炎
  4.皮下結節

第二回 問題 32 骨軟化症の原因に含まれないのはどれか。
  1.閉 経
  2.慢性腎不全
  3.小腸疾患
  4.抗てんかん剤長期投与

第二回 問題 33 脊椎カリエスのポット(Pott)の3徴候に含まれないのはどれか。
  1.膿瘍形成
  2.脊髄麻痺
  3.罹患椎体部の圧痛
  4.亀背形成

第二回 問題 34 ド・ケルバン(de Quervain)病はどの腱の狭窄性腱鞘炎であるか。
  a.長母指外転筋腱
  b.短母指伸筋腱
  c.長母指伸筋腱
  d.短母指屈筋腱
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 35 ペルテス(Perthes)病について誤っているのはどれか。
  1.大腿骨近位骨端核の骨端症である。
  2.男児より女児に多い。
  3.単純性股関節炎との鑑別を要する。
  4.年長児ほど股関節の予後は不良である。

第二回 問題 36 ドシェンヌ(Duchenne)型進行性筋ジストロフィーについて誤っているのはどれか。
  1.伴性劣性遺伝をする。
  2.原因は神経の変性である。
  3.仮性肥大が特徴である。
  4.予後不良である。

第二回 問題 37 先天性股関節脱臼について正しいのはどれか。
  1.女児より男児に多い。
  2.大腿骨頭は関節包を破って脱臼する。
  3.開排制限はない。
  4.リーメンビューゲル(Riemenbugel)法が有効である。

第二回 問題 38 骨形成不全症について正しいのはどれか。
  1.クモ状指を有する。
  2.四肢の変形はほとんどない。
  3.骨折すると骨癒合が遅延する。
  4.骨膜性の骨化障害がある。

第二回 問題 39 小児の骨折で正しいのはどれか。
  a.若木骨折が多い。
  b.骨端損傷は、ソルター・ハリス(Salter Harris)のⅢ型が最も多い。
  c.上腕骨内顆骨折は観血的整復が必要となる。
  d.上腕骨顆上骨折ではフォルクマン拘縮の予防が大切である。
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 40 外反母趾で正しいのはどれか。
  1.母趾の足根中足関節で末梢が外方へ側屈している。
  2.凹足変形を合併する。
  3.扁平足との関係が深い。
  4.本態は、第1中足指節関節の関節炎である。
第二回 問題 41 我が国の身体障害者の中で最も多いのはどれか。
  1.内部障害
  2.視覚障害
  3.聴覚障害
  4.肢体不自由

第二回 問題 42 作業療法に含まれないのはどれか。
  1.日常生活動作訓練
  2.職業訓練
  3.間接可動域訓練
  4.筋力増強訓練

第二回 問題 43 小脳性失調の徴候でないのはどれか。
  1.固 縮
  2.反跳現象
  3.踵膝テストの異常
  4.反復変換運動障害

第二回 問題 44 運動療法で誤っているのはどれか。
  1.等張性運動は関節を動かさない運動である。
  2.関節可動域訓練は遅い運動速度で行う。
  3.MMTで筋力が2では肢位により自動運動が可能である。
  4.MMTで筋力が3以上では抵抗運動が可能である。

第二回 問題 45 廃用症候群の予防として有効でないのはどれか。
  1.体位変換
  2.良肢位保持
  3.関節可動域訓練
  4.早期離床

第二回 問題 46 温熱療法について誤っている組合せはどれか。
  1.渦流浴    - 対 流
  2.パラフィン浴 - 輻 射
  3.極超短波   - ジアテルミー
  4.ホットパック - 伝 導

第二回 問題 47 超音波療法で正しいのはどれか。
  1.深部に到達できる電磁波治療である。
  2.体内に金属があると使用できない。
  3.末梢神経に損傷を起こす危険がある。
  4.浮腫に使用できる。

第二回 問題 48 牽引療法について誤っているのはどれか。
  1.直達牽引と介達牽引とがある。
  2.持続牽引と間欠牽引とがある。
  3.体位と方向とを考慮する。
  4.持続牽引には筋萎縮予防効果がある。

第二回 問題 49 車椅子の部品でないのはどれか。
  1.キャスター
  2.ハンドリム
  3.サスペンダー
  4.フットレスト

第二回 問題 50 PTB義足が処方されるのはどれか。
  1.大腿切断
  2.膝関節離断
  3.下腿切断
  4.リスフラン切断

第二回 問題 51 正しい組合せはどれか。
  1.複数骨折 - 1本の骨が2か所で骨折したもの。
  2.重複骨折 - 2本以上の骨が同時に骨折したもの。
  3.複合骨折 - 近接部位に脱臼を伴って骨折したもの。
  4.複雑骨折 - 皮下骨折であって骨折部が粉砕したもの。

第二回 問題 52 軋轢音を触知しやすい骨折はどれか。
  1.異常可動性の存在しない骨折
  2.骨折端間が離開している骨折
  3.骨折端間に軟部組織の介在する骨折
  4.骨折端間が接触している骨折

第二回 問題 53 小児骨折について正しいのはどれか。
  1.年齢が高くなるほど骨癒合が早い。
  2.成人より不全骨折の比率が低い。
  3.変形の自家矯正力が旺盛である。
  4.骨端線部の骨折は成長障害のおそれがない。

第二回 問題 54 グルト(Gurlt)の骨癒合日数で誤っているのはどれか。
  1.脛 骨   - 4週間
  2.大腿骨頸部 - 12週間
  3.橈 骨   - 5週間
  4.上腕骨   - 6週間

第二回 問題 55 偽関節の発生原因でないのはどれか。
  1.骨折部に働く剪力や屈曲力
  2.骨折端間に軟部組織の介在
  3.骨折端間が噛合したもの
  4.血行不良部での骨折

第二回 問題 56 骨折の合併症と原因との組合せで誤っているのはどれか。
  1.フォルクマン拘縮 - 前腕筋の阻血
  2.ズデック骨萎縮  - 四肢末梢部の骨折
  3.無腐性壊死    - 栄養血管の遮断
  4.関節拘縮     - 骨面の癒着

第二回 問題 57 骨折の固定について誤っているのはどれか。
  1.再転位の防止を目的に行う。
  2.長期間厳重な緊縛包帯を行う。
  3.骨折部の上下の関節を含んで行う。
  4.良肢位を原則とする。

第二回 問題 58 基本包帯法の別名について誤っている組合せはどれか。
  1.亀甲帯 - 扇状帯
  2.螺旋帯 - 折転帯
  3.三角帯 - 三節帯
  4.麦穂帯 - 人字帯

第二回 問題 59 脱臼について正しいのはどれか。
  1.習慣性脱臼は肘関節に多い。
  2.介達外力による脱臼は比較的少ない。
  3.一般に捻挫の多い関節に発生する。
  4.症状の一つに弾発性固定がある。

第二回 問題 60 正しいのはどれか。
  1.外傷性脱臼は幼少年に多い。
  2.単純脱臼の場合は翌日から運動療法を行わせる。
  3.整復されず数週間経過した脱臼を陳旧性脱臼という。
  4.脱臼と骨折とが合併したものを複雑脱臼という。

第二回 問題 61 正しいのはどれか。
  1.随意性脱臼とは患者が意識的に脱臼、整復できるものをいう。
  2.外傷性脱臼の大部分は直達外力により起こる。
  3.膝蓋骨脱臼は外側側副靭帯が強いために起こる。
  4.股関節の中心性脱臼は骨頭の骨折を合併している。

第二回 問題 62 胸骨骨折について誤っているのはどれか。
  1.後傾姿勢をとる。
  2.両肩を前内方にすぼめる。
  3.腹式呼吸を行う。
  4.直達外力によって発生する。

第二回 問題 63 肋骨骨折について誤っているのはどれか。
  1.幼児の骨折はまれである。
  2.骨折部の変形は著明に現れる。
  3.介達痛を認める。
  4.深呼吸によって疼痛が増大する。

第二回 問題 64 肩甲骨骨折について誤っているのはどれか。
  1.直達外力が多い。
  2.上角骨折では上骨片が上内方に転位する。
  3.上肢を内転位に保持する。
  4.体部骨折は縦骨折が多い。

第二回 問題 65 鎖骨骨折について正しいのはどれか。
  a.小児では第三骨片を生じることが多い。
  b.直達外力によって多く発生する。
  c.繰り返し整復を行うと治癒が遷延する。
  d.整復位固定保持が困難である。
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 66 鎖骨骨折の固定法として適切でないのはどれか。
  1.8字帯固定法
  2.T字状副子固定法
  3.ハンギングキャスト法
  4.バンド固定法

第二回 問題 67 肩関節前方脱臼と誤りやすいのはどれか。
  1.上腕骨外科頸内転骨折
  2.上腕骨外科頸外転骨折
  3.大結節単独骨折
  4.小結節単独骨折

第二回 問題 68 上腕骨上端部の結節下骨折でないのはどれか。
  1.解剖頸骨折
  2.結節貫通骨折
  3.大結節単独骨折
  4.外科頸骨折

第二回 問題 69 上腕骨顆上骨折について誤っているのはどれか。
  1.伸展型骨折の末梢骨片は後上方に転位する。
  2.屈曲型骨折は肘関節後方脱臼と外観が類似する。
  3.肘頭はヒューター線上にある。
  4.内反肘を後遺することが多い。

第二回 問題 70 誤っているのはどれか。
  1.フォルクマン拘縮は緊縛包帯で助長される。
  2.遅発性尺骨神経麻痺の原因として上腕骨外顆骨折がある。
  3.上腕骨内顆骨折は老人に多発する。
  4.上腕骨内上顆骨折は急激な肘関節の外転強制が原因となる。

第二回 問題 71 誤っているのはどれか。
  1.肘頭骨折では肘関節の伸展力が著明に低下する。
  2.前腕両骨骨幹部骨折(円回内筋付着部より上位の骨折)の末梢骨片は回内転位をとる。
  3.ガレアッチ(Galeazzi)骨折は尺骨骨幹部骨折に遠位橈尺関節脱臼を合併したものをいう。
  4.モンテギア(Monteggia)骨折は尺骨骨幹部骨折に橈骨頭の脱臼を合併したものをいう。

第二回 問題 72 コーレス(Colles)骨折の末梢骨片転位で誤っているのはどれか。
  1.背側転位
  2.長軸短縮転位
  3.回外転位
  4.尺側転位

第二回 問題 73 関節内骨折でないのはどれか。
  1.ガレアッチ(Galeazzi)骨折
  2.背側バートン(Barton)骨折
  3.掌側バートン(Barton)骨折
  4.ショーファー(Chauffeur)骨折

第二回 問題 74 スナッフボックス(Snuff box)の圧痛が著名な外傷はどれか。
  1.舟状骨骨折
  2.尺骨茎状突起骨折
  3.豆状骨骨折
  4.三角骨骨折

第二回 問題 75 手の舟状骨骨折の好発部位はどれか。
  1.遠位1/3部
  2.中央1/3部
  3.近位1/3部
  4.結節部

第二回 問題 76 ベンネット(Bennet)骨折について誤っているのはどれか。
  1.末梢骨片は橈側に転位する。
  2.母指は内転位をとる。
  3.第1中手骨骨頭部骨折である。
  4.関節内骨折で再転位を起こしやすい。

第二回 問題 77 誤っている組合せはどれか。
  1.第1中手骨基底部骨折 - ローランド(Roland)骨折
  2.橈骨下端部骨折    - コーレス(Colles)骨折
  3.尺骨下端部骨折    - バートン(Barton)骨折
  4.骨盤骨折       - マルゲーヌ(Malgaigne)骨折

第二回 問題 78 大腿骨頸部内側骨折の合併症で誤っているのはどれか。
  1.沈下性肺炎
  2.過剰仮骨
  3.骨頭壊死
  4.褥 瘡

第二回 問題 79 膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
  1.介達外力による場合は大腿四頭筋の急激な収縮で発生する。
  2.筋の収縮によって中央より上部で発生する。
  3.腱膜下骨折では膝の伸展は著しく障害される。
  4.筋の収縮による場合は縦骨折が多い。

第二回 問題 80 下腿骨下端部骨折はどれか。
  a.スチーダ(Stieda)骨折
  b.デュピュイトレン(Dupuytren)骨折
  c.コットン(Cotton)骨折
  d.フランス ヒール(France heel)骨折
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 81 脛骨の骨折について誤っているのはどれか。
  1.PTBキャストは長期臥床を要する。
  2.スポーツなどによる疲労骨折が生じる。
  3.中下1/3境界部の骨折は遷延治癒になりやすい。
  4.皮下軟部組織が少ないため複雑骨折となりやすい。

第二回 問題 82 足根骨骨折について誤っているのはどれか。
  1.距骨骨折は壊死を生じやすい。
  2.踵骨骨折ではベーラー角が減少する。
  3.踵骨骨折では扁平足変形を残しやすい。
  4.アキレス腱の牽引により距骨骨折が起こる。

第二回 問題 83 顎関節前方脱臼について正しいのはどれか。
  1.男性に多い。
  2.下顎歯列が前方へ移動する。
  3.反復性(習慣性)脱臼にはならない。
  4.側頭下顎靱帯が断裂する。

第二回 問題 84 肩関節脱臼について誤っているのはどれか。
  a.上腕の外転と外旋とが強く働く場合に多く発生する。
  b.烏口下脱臼が最も多い。
  c.上腕骨外科頸骨折の合併が最も多い。
  d.脱臼整復直後から肩関節運動を行う。
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 85 肩関節烏口下脱臼について正しいのはどれか。
  1.上腕は内転位に弾発性に固定される。
  2.骨頭はモーレンハイム窩に移動する。
  3.関節窩が大きいために多発する。
  4.整復後8週間の固定を要する。

第二回 問題 86 肩鎖関節脱臼について正しいのはどれか。
  a.上方、下方および後方脱臼に分類される。
  b.関節部が階段状に変形する。
  c.烏口鎖骨靱帯が完全断裂したものは第二型である。
  d.変形治癒を残すことは少ない。
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 87 コッヘル法の整復順序で正しいのはどれか。
  1.上腕の内転 → 内旋 → 前方挙上 → 外転外旋
  2.上腕の内転 → 外旋 → 前方挙上 → 内転内旋
  3.上腕の外転 → 内旋 → 前方挙上 → 外転外旋
  4.上腕の外転 → 外旋 → 前方挙上 → 内転内旋
第二回 問題 88 肘関節脱臼について正しいのはどれか。
  1.後方、前方、側方、および上方脱臼に分類される。
  2.後方脱臼では前腕は仮性延長してみえる。
  3.合併症の一つに尺骨神経麻痺がある。
  4.受傷直後から骨化性筋炎の危険性がある。

第二回 問題 89 肘関節後方脱臼でヒューター線との関係で正しいのはどれか。
  1.肘頭内方偏位
  2.肘頭外方偏位
  3.肘頭低位
  4.肘頭高位

第二回 問題 90 肘内障について誤っているのはどれか。
  1.腕尺関節の亜脱臼である。
  2.前腕は回内位を呈する。
  3.上肢全体を動かさないことが多い。
  4.0~5歳の乳幼児に多い。

第二回 問題 91 正しいのはどれか。
  1.月状骨脱臼は高齢の女性に多い。
  2.月状骨脱臼では正中神経を圧迫することが多い。
  3.指節間関節脱臼は掌側脱臼が多い。
  4.中手指節関節脱臼は掌側脱臼が多い。

第二回 問題 92 第1中手指節関節脱臼について誤っているのはどれか。
  1.背側脱臼が多い。
  2.種子骨が介入したものを複雑脱臼という。
  3.垂直脱臼ではZ字状の変形を呈する。
  4.固定期間は通常2週間程度を要する。

第二回 問題 93 膝蓋骨脱臼について正しいのはどれか。
  1.内方脱臼が多い。
  2.水平脱臼は非観血的療法の適応である。
  3.外方脱臼は反復性(習慣性)脱臼になりやすい。
  4.回転(反転)脱臼とは膝蓋骨が90度回転したものである。

第二回 問題 94 外傷性膝関節脱臼について誤っているのはどれか。
  1.側方脱臼の頻度が最も多い。
  2.膝窩動脈の損傷を伴うことが多い。
  3.後方脱臼は膝関節屈曲位で脛骨上端が前方から圧迫されて起こる。
  4.回旋脱臼は膝関節が捻転して起こる脱臼である。

第二回 問題 95 脱臼について誤っているのはどれか。
  1.多くは介達外力によって発生する。
  2.外傷性脱臼の中で肩鎖関節脱臼が最も多い。
  3.顎関節脱臼は関節包内脱臼である。
  4.ボタン穴機構は軟部組織により脱臼骨頭が絞扼される。

第二回 問題 96 腱板損傷で出現するのはどれか。
  a.挙上時の雑音(クレピタス)
  b.ドロップアームサイン
  c.アドソンテスト陽性
  d.スピードテスト陽性
  1.a、b   2.a、d   3.b、c   4.c、d

第二回 問題 97 手関節の背屈不能で考えられるのはどれか。
  1.筋皮神経麻痺
  2.正中神経麻痺
  3.尺骨神経麻痺
  4.橈骨神経麻痺

第二回 問題 98 膝関節側腹靭帯損傷について正しいのはどれか。
  1.外側側副靭帯損傷の発生頻度が高い。
  2.前方引き出し徴候が陽性となる。
  3.完全断裂では膝の側方動揺性が著明となる。
  4.膝関節の嵌頓症状が現れる。

第二回 問題 99 アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
  1.起立歩行が不能となる。
  2.足関節の自動底屈運動が不能となる。
  3.下腿三頭筋から腱へ移行する部位に好発する。
  4.トンプソンテストで足関節の底屈が見られない。

第二回 問題 100 前距腓靭帯断裂について誤っているのはどれか。
  1.足関節に強い内がえし力が加わって発生する。
  2.内がえしを強制すると強い痛みを発生する。
  3.足関節の背屈が不能となる。
  4.外果前方に限局性圧痛を認める。

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